セフレ募集
「天女のはごろもって昔ばなしがあるじゃない?」
大学で民俗学を専攻しているオサダさんが話しかけてきた。オサダさんは僕より4つ下のセフレであり、使い込んでいないマンコが天女のようだった。
さて、天女のはごろもは有名な民話である。水浴びしている天女の美しさに惚れた民間男性が彼女の空飛ぶ羽衣を隠してしまって、天女は空に帰れなくなる話だ。
・・・とここまでは、結構誰でも知っているかと思う。
「どんな話だったか知ってる?」
でも、改めてオサダさんに聞かれると、そんな導入部のみで続きを全く覚えていない自分に気づく。
桃太郎のように悪い鬼をやっつけたとか、一寸法師のように悪い鬼をやっつけたとか、金太郎のように悪い熊をやっつけたとか、そんなオチを覚えていない。まあ、たぶん、悪い鬼は出てこなかったように思うが、悪者は明らかに天女の羽衣を盗んだ民間男性だ。ただ、窃盗罪ではあるが、そんな大事な羽衣を脱ぎ散らかして、マンコまるだしで水浴びしていた天女も世間知らずと言うか何と言うか。レイプされなかっただけでもましかもしれない。
「ここまではどこも同じなんだよ。でも、ここからは地域差が出てくるの」
結局、天に帰れなくなった天女は、下界で生きていく術もなく、その民間男性に誘われるままにセフレになる。下界の男の逞しいチンコにメロメロになった天女は、自分は下界では単なるセフレが欲しい女性に過ぎないことに気づき、男たちの間を流れていくのであった。
・・・って、そんなエロ展開があるわけないだろ!
「私はそう思っている。だって私自身が天女の生まれ変わりだもの」
まあ、オサダさんがそんなビッチな天女の生まれ変わりかどうかはともかく、セフレが欲しい女性であったことは確かだ。出会い系で出会って、僕とはすぐにセフレになった。大学にもロクに通わず、しょっちゅう僕とセックスしているのは、大学を天界、僕を民間男性になぞらえているのだろうか。
「そだねー。まあ、羽衣盗んでいくのは私だけれども」
そう言ってオサダさんは、今日も今日とて僕の財布からお金を盗んでいった。そんな天女いらんわ!
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